奈川のとうじ蕎麦
みなさまこんにちは
いつも錦の湯地本屋のブログを見ていただきありがとうございます。
これから寒い時期に食べるあたたかい信州の伝統食のお蕎麦をご紹介します。
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とうじ蕎麦’と言います。松本の奈川地区伝統のおもてなし料理です。
とうじそばの”
とうじ”は、ひたし、温める(湯じる:とうじる)と言う意味があり、わんこそばの様に、小割りしたそばをとうじかごに、入れて旬の山菜やきのこ、野菜を煮立てた鍋の中に投じます。それを、煮込んだ汁と具をたっぷり一緒にお椀に持って、頂きます。とても温まります。おもてなしの上品な味でした。このお店”そばの里奈川”は、奈川村にあります。
お客様を暖かくもてなすのに、とうじ蕎麦を最初にふるまったとか。
蕎麦を、全部食べたら、お椀いっぱいのご飯を、いれておじやもできます。
信濃毎日新聞の蕎麦特集によると、とうじそば、おにかけ(お煮掛け)は中部地方に昔からあったらしいです。茹でたそばを玉状にとっておき、食べるときに、別に作った具だくさんの味噌汁の中に投じて、すする。こういうそばは、御代田町や、鬼無里村、小諸等特に島崎藤村の千曲川のスケッチにもお煮掛けが出てくるらしいです。
そばの里奈川URL:
https://sobanosato.furusatonagawa.com/
信州の蕎麦ば漫遊の信濃毎日新聞URL
https://www8.shinmai.co.jp/soba/
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