白い冬ライチョウの見学大町山岳博物館

錦の湯 地本屋

2025年01月10日 07:37

みなさま、こんにちは♪

いつも地本屋のブログをご覧頂き、ありがとうございます。

3000M位の高山に生きるライチョウの冬毛(白)が見られるというので、大町市にある市立大町山岳博物館に1月9日に行ってきました。登山の好きな方に、登山の歴史、山の絵画、安曇野からの北アルプスの景色、2種の天然記念物(ライチョウ、ニホンカモシカ)他の動物を育てている付属園等、冬でも最適な山岳博物館のご紹介です。

3Fにある、展望台から北アルプスの眺望が見れますが、大町は今日は曇っていて雪の積もった山頂が見れませんでした。
2F入口にある日本アルプスの歴史はパスして、ニホンカモシカ、60年に及ぶライチョウの飼育の歴史をみて。ライチョウは、日本に2種(日本ライチョウ:羽の色が変わる、エゾライチョウ:羽が1年じゅう変わらない。)あり、ヨーロッパのライチョウは、もっと大型だとわかりました。
中央アルプスでいなくなったライチョウを、去年夏に信州大学の教授が山岳博物館飼育のライチョウを使って移植したことはニュースで知っていました。

1Fは、山の絵画(急峻な斜面にイーゼルを立て、油絵を描いた足立源一郎や、山岳芸術家達)の展示です。
足立源一郎:日暈 西鎌尾根

1Fは、日本の登山の歴史、佐々成正の越中から信州への立山越え、バンリュウ上人や、ウェストンについて、登山装備の展示
左が、日本アルプスを初めて規定した日本旅行案内      
右がウェストンが書いた日本アルプス登山と冒険

ウェストンが案内人のかもんじに送った2年前まで上高地かもんじ小屋にあったピッケルが、贈呈され展示してありました。

付属園で今日は1羽ずつ別の小屋に飼われているライチョウは、1羽は、かごの中に隠れて全身が撮れませんでしたが、1羽は、尻尾がちょっと黒い以外全身白で、冬毛でした。学芸員さんに聞いたら、個体差があるので全身白とは限らないそうです。

博物館の、絵画、展示物、付属園の動物は、全て写真撮影可能です。
地本屋で温かい温泉につかってから、冬の白いライチョウ見学。安曇野からの北アルプス(蓮華岳、爺が岳等)の雪景色眺望如何でしょうか?カフェカモシカでランチやコーヒー飲みながら北アルプスも見れます。
大町山岳博物館に行くには、大町市は雪が積もるので、冬スタッドレスタイヤが必須です。
動画もある付属園のインスタグラムurl:
https://www.instagram.com/sanpaku_zoo/

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