国宝松本城レーザマッピング

みなさまこんにちは

錦の湯地本屋のブログ見て頂きありがとうございます。
12月の始めから、国宝松本城でレーザーマッピングが始まっています。
今日は、レーザーマッピングの模様をお伝えします。動画の容量があり、1分位しか
お伝えできませんが、3分間1サイクルで繰り返し、映すようです。


レーザマッピングの期間は、
令和4年2月28日まで
午後6時から9時

バレンタイン期間2月6日から14日は、別プログラムが楽しめるそうです。

大名町の街路樹ライティングも見事です。

防寒をしっかりして、お出かけ下さい。

2月の土曜日の夜7時、浅間温泉から松本城へのシャトルバスが運行しています。
5時までに地本屋フロントに申し込みください。


リチャードアキラさんのYOU TUBEです。(後半にレーザーマッピングがたくさんあります)
https://www.youtube.com/watch?v=kT8DSSxRXFE




  


Posted by 錦の湯 地本屋. at 2022年01月30日22:21

姨捨雪の3大車窓

みなさまこんにちは

錦の湯地本屋のブログ見て頂きありがとうございます。

皆さんは、中央東線特急しなので、姨捨に入った時に、鉄道車窓の3大車窓の善光寺平ですと、お聴きになったことは無いでしょうか?特急電車だと止まりませんが、姨捨駅があります。
姨捨は、名前から棄老伝説が思い浮かびますが、昔から日本一の月見の名所として有名です。(日本文化遺産に指定されています)
姨捨山にかかる月は、古今和歌集に"我が心なぐさめかねつ さらしなや姨捨山にてる月を見て”と都人が載せ、日本一の月見の場所として広くあこがれていました。また江戸時代、先達にあこがれ、松尾芭蕉が”更科紀行”(更科は姨捨地方の別名)と言う紀行文に姨捨を目的に来て、月見をして”奥の細道”の直前に”おもかげやおばひとりなく月の友”と歌っています、高浜虚子も歌い、又、堀辰雄は、少年の頃更級日記を読んで、作ったイメージを作品にしています。井上靖は、年老いた母親のことばで棄老伝説を書いています。
今回は、月見の姨捨山でなく、3大鉄道車窓に選ばれた姨捨駅展望デッキからの善光寺平の珍しい雪景色をご紹介します。駅から、上は善光寺長野方面、下は有名な棚田が見えます。
善光寺
上山田方面

下は雪の棚田です。



又姨捨駅は、珍しいスイッチバックの駅で、そちらを写真に撮りに来られている方もいました。無人駅で写真の駅舎入り口の右から無料でホームの展望台に行って、写真を撮れます。
駅舎

長野市方向の夜景(光の線は千曲橋)
姨捨夜景


姨捨駅と、長野道姨捨SAは高低差が少しありますが、ほとんど同じ位置なので、姨捨サービスエリアで同じ様な風景が見られます。スマートインターでSAと出入りができます。
姨捨駅と、日本文化遺産センターでは、公共ワイファイが無料で使えます。旅の情報収集にご利用ください。

千曲市日本文化遺産センターURL:
https://tsukino-miyako.jp/






  


Posted by 錦の湯 地本屋. at 2022年01月25日10:53

御神渡り諏訪湖

皆さんこんにちは

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ここ数日寒波がやってきます。今まで温暖化で温かい冬でしたが、マイナス10度以下が数日続くと、1月末に、諏訪湖の御神渡り(全面結氷)があります。湖が凍って、膨張した氷が中心でぶつかり合いすごい音をして岸から岸に山脈の様に盛り上がります。
古くからある諏訪大社は、諏訪湖の南に上社、北に下社があり、伝説では、上社の男神(建御名方神:タケミナカタノカミ)が、下社にいる女神(八坂刀売神:ヤサカトメノカミ)に「夜な夜な会いに行く時に凍った諏訪湖を歩いた」とか、「夜明け前に帰る時に急いで氷上を走ったため轟音とともに亀裂が出来た」などといった、様々な伝わり方があります。いずれにせよ「神様が渡る」という点は共通認識です。大きな湖が全部凍るってすごい事ですよね?
3枚の写真は、前回の2018年の全面結氷した時の諏訪湖です。松本のお隣です。
結氷1
結氷2
結氷3

下は下社側から見た御神渡りの氷がぶつかり合ったところの裂け目です。
写真は御神渡りの終わり頃2月12日に行ったので、盛り上がりは激しくなく少ないです。
御神渡り
岸から岸に続く裂け目です。
全景

何本も裂け目ができますが、佐久の御渡りという御渡りです。


岸辺で氷の上に載ってる家族
家族と氷

御神渡りは、せり上がりとともに、諏訪にある”八剱神社”で御神渡り発現の神事が行われないと、御神渡りと認定されません。

朝日新聞長野版によると、なぜ盛り上がりができ轟音がするかという今の学説は、凍った氷が、夜から昼間金属や樹脂と同じに熱膨張して、膨張した2つの氷同士がぶつかって盛り上がるそうです。(水から氷ができる凝固のときの膨張ではないそうです。)
信州には、青木湖等仁科3湖や、野尻湖、松原湖等凍る湖はありますが、直径1.5km以上の湖で、湖が凍るくらいの浅い水深の湖で,最高気温と最低気温の差の大きいところで御神渡りは起きるとまとめています。

御神渡りについてはウィキペディア:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%8F%E8%A8%AA%E6%B9%96#%E4%B8%83%E3%83%84%E9%87%9C
起きる原理は朝日新聞デジタルURL:
https://www.asahi.com/articles/ASPDW72H3PDTUOOB001.html




  


Posted by 錦の湯 地本屋. at 2022年01月11日22:46

松本あめ市1月8,9日(敵に塩を送る)

みなさん こんにちは

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今日は、松本の正月名物あめ市をご紹介します。
皆さんは、”敵に塩を送る”と言う言葉を御存じでしょうか?戦国時代猛将武田信玄
に恐れをなした今川北条氏連合は、武田の領地に塩を送るのを禁止しました。同じ敵方の上杉謙信は信州と甲州の領地の人の生活は別だと、義侠心から、糸魚川から塩を牛に載せ何万もの塩を運ばせました。(塩の道:千国街道)松本に到着したのが、1月11日だと言われています。その千国街道の終点に、松本本町の牛つなぎ石があります。
牛つなぎ石

あめ市は松本藩全域で、400年以上に渡って続いてきました。今年は市主催は中止ですが、商店街は8,9日(土日)実施するそうです。
現在の信毎(信濃毎日新聞社)メディアガーデンさんのある本町交差点は、浮世絵の江戸時代から岐阜県に通じた野麦街道と名古屋から長野に行く善光寺道の交差する重要な交差点で、浮世絵にある高美書店(書物)さんはそのまま現在も店を開いています。信毎の”市神大広前”ののぼりも江戸時代そのままに実施されます。
飴市
市神
市神様にお参りすると、大黒様のお札が頂けます。


もともと市神様の初市だったが、浮世絵の通り江戸時代より市神の宝前に塩を供えて、集まった人々にふるまっています。(宮司さんの左の山が塩?)飴市になったのは、江戸時代松本は全国一飴の生産量が多かった。塩市、初市が飴市になっています。現在でも、江戸時代創業の飴屋が3軒松本市内で営業中です。写真は、江戸時代1672年から続く山屋御飴所さんで福飴も売っています。
山屋


正月初めの初市に、縁起物のあめ(福飴)や、だるま(松本だるま)を売って、商売繁盛を祝った。城下町松本ならではの行事だと思います。今年は市の行事で無いので歩行者天国は無いそうです。
メディアガーデン近くの老舗の和菓子屋”開運堂さん”でも福飴は売っています。
福飴




  


Posted by 錦の湯 地本屋. at 2022年01月07日20:14

奈川のとうじ蕎麦

みなさまこんにちは

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これから寒い時期に食べるあたたかい信州の伝統食のお蕎麦をご紹介します。
とうじ蕎麦’と言います。松本の奈川地区伝統のおもてなし料理です。


とうじそばの”とうじ”は、ひたし、温める(湯じる:とうじる)と言う意味があり、わんこそばの様に、小割りしたそばをとうじかごに、入れて旬の山菜やきのこ、野菜を煮立てた鍋の中に投じます。それを、煮込んだ汁と具をたっぷり一緒にお椀に持って、頂きます。とても温まります。おもてなしの上品な味でした。このお店”そばの里奈川”は、奈川村にあります。


お客様を暖かくもてなすのに、とうじ蕎麦を最初にふるまったとか。

蕎麦を、全部食べたら、お椀いっぱいのご飯を、いれておじやもできます。



信濃毎日新聞の蕎麦特集によると、とうじそば、おにかけ(お煮掛け)は中部地方に昔からあったらしいです。茹でたそばを玉状にとっておき、食べるときに、別に作った具だくさんの味噌汁の中に投じて、すする。こういうそばは、御代田町や、鬼無里村、小諸等特に島崎藤村の千曲川のスケッチにもお煮掛けが出てくるらしいです。

そばの里奈川URL:
https://sobanosato.furusatonagawa.com/

信州の蕎麦ば漫遊の信濃毎日新聞URL
https://www8.shinmai.co.jp/soba/





  


Posted by 錦の湯 地本屋. at 2022年01月04日20:42

謹賀新年 2022

みなさま、あけましておめでとうございますicon14

旧年中のご愛顧を感謝申し上げます
本年もスタッフ一同頑張ってまいります
どうぞよろしくお願い申し上げます
  2022年 元旦



icon12地本屋玄関前にありますフォトスポットとして人気の道祖神様icon12
お賽銭でいっぱいですicon06icon06icon06
  


Posted by 錦の湯 地本屋. at 2022年01月01日12:40