御神渡り諏訪湖

皆さんこんにちは

いつも錦の湯地本屋のブログ御覧頂きありがとうございます
ここ数日寒波がやってきます。今まで温暖化で温かい冬でしたが、マイナス10度以下が数日続くと、1月末に、諏訪湖の御神渡り(全面結氷)があります。湖が凍って、膨張した氷が中心でぶつかり合いすごい音をして岸から岸に山脈の様に盛り上がります。
古くからある諏訪大社は、諏訪湖の南に上社、北に下社があり、伝説では、上社の男神(建御名方神:タケミナカタノカミ)が、下社にいる女神(八坂刀売神:ヤサカトメノカミ)に「夜な夜な会いに行く時に凍った諏訪湖を歩いた」とか、「夜明け前に帰る時に急いで氷上を走ったため轟音とともに亀裂が出来た」などといった、様々な伝わり方があります。いずれにせよ「神様が渡る」という点は共通認識です。大きな湖が全部凍るってすごい事ですよね?
3枚の写真は、前回の2018年の全面結氷した時の諏訪湖です。松本のお隣です。
結氷1
結氷2
結氷3

下は下社側から見た御神渡りの氷がぶつかり合ったところの裂け目です。
写真は御神渡りの終わり頃2月12日に行ったので、盛り上がりは激しくなく少ないです。
御神渡り
岸から岸に続く裂け目です。
全景

何本も裂け目ができますが、佐久の御渡りという御渡りです。
御神渡り諏訪湖

岸辺で氷の上に載ってる家族
家族と氷

御神渡りは、せり上がりとともに、諏訪にある”八剱神社”で御神渡り発現の神事が行われないと、御神渡りと認定されません。

朝日新聞長野版によると、なぜ盛り上がりができ轟音がするかという今の学説は、凍った氷が、夜から昼間金属や樹脂と同じに熱膨張して、膨張した2つの氷同士がぶつかって盛り上がるそうです。(水から氷ができる凝固のときの膨張ではないそうです。)
信州には、青木湖等仁科3湖や、野尻湖、松原湖等凍る湖はありますが、直径1.5km以上の湖で、湖が凍るくらいの浅い水深の湖で,最高気温と最低気温の差の大きいところで御神渡りは起きるとまとめています。

御神渡りについてはウィキペディア:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%8F%E8%A8%AA%E6%B9%96#%E4%B8%83%E3%83%84%E9%87%9C
起きる原理は朝日新聞デジタルURL:
https://www.asahi.com/articles/ASPDW72H3PDTUOOB001.html

御神渡り諏訪湖




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Posted by 錦の湯 地本屋. at 2022年01月11日22:46

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